韓国学中央研究院・国際交流処の海外韓国学支援室では、2023年11月22日(水)にムンヒョン館・大会議室で「第179回海外韓国学コロキウム」を開催した。今回のコロキウムは、2023年度の韓国学中央研究院フェローシップ受益者であるイ・ヨンイム教授(California State University、Sacramento)が訪韓研究の結果を発表する場となった。

イ・ヨンイム教授は、「The End of the Era, or the Past Long Lasting? Impeachment of Park Geun-hye and the Park Chung-hee Nostalgia」をテーマに、朴槿恵元大統領の弾劾以降における朴正煕元大統領に対する評価の変化と独裁への郷愁に関する内容を紹介した。特に、「ポスト弾劾時期」に関する研究の必要性を強調し、朴槿恵元大統領の弾劾をめぐる状況と政治的遺産に関する研究の重要性について言及した。

今回のコロキウムには、多くの研究者や大学院生が参加し、さまざまな意見交換を行った。海外韓国学支援室は、これからも国内外の研究者同士が触れ合う場を設けていく考えだ。