Title 2023年中南米圏域教育協力プログラム
Date 2023-11-13 Views 249
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韓国学中央研究院・国際交流処の韓国理解プロジェクト事業室では、2023年10月16日から10月21日までの5泊6日の日程で「中南米圏域教育協力プログラム」を開催した。本プログラムには、中南米地域の8カ国(グアテマラ、メキシコ、アルゼンチン、エクアドル、ホンジュラス、コスタリカ、コロンビア、パラグアイ)の教育・教科書専門家たちが参加した。

 

中南米8カ国国際学術大会では、グアテマラ、メキシコ、アルゼンチン、ホンジュラス、コスタリカ、コロンビアの教育における韓国やその発展方向について議論し、各国の教科書に掲載されている韓国に関する内容を考察した。また、エクアドルの教科書に『直指』が掲載された経緯やパラグアイの国立・公立学校で行われた韓国PR活動や韓国語授業について紹介する時間が設けられた。これを通じて、中南米諸国の間でさまざまな情報交換が行われたほか、現地の教育資料や教科書において韓国に関する内容をより拡大するための方策が模索された。その後に行われた、「韓国の文化遺産から見た韓国の歴史」、「韓国料理、知る楽しさ」をテーマにした講演は、韓国の歴史や食文化についての見聞を広める機会となった。

 

韓国を直接経験するための体験活動として、水原、ソウル、坡州を訪れた。ユネスコに登録された世界文化遺産の一つである水原の華城行宮を見て回った後、伝統と現在が共存する都市であり、韓国の首都であるソウルで、景福宮、韓屋村、仁寺洞、国立中央博物館などを巡った。続けて、つながりと共存の平和都市・坡州を訪れ、臨津閣、板門店、第3トンネル、都羅展望台などで南北分断の歴史と現状を直接確認した。また、世界的に知られるアートパフォーマンス「The Painters」を観覧し、韓国の公演の完成度の高さと楽しさを実感した。

 

本プログラムに参加した中南米の教育・教科書専門家たちは、韓国の教育や歴史、文化などへの関心がさらに高まったと語った。参加者たちとは、今後もネットワークを強固にし、教科書や理解に役立つ資料などを通じて学生間の相互理解増進を図るための取り組みを実施していくことにした。

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