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韓国学中央研究院・国際交流処の韓国理解プロジェクト事業室は、2025年5月19日(月)から5月25日(日)まで「イタリア教科書専門家招待韓国文化研修」を開催した。
本研修は、イタリアの教科書における韓国関連記述の修正や、新たに掲載するべき韓国関連内容を提案するとともに、イタリアの専門家らが現代韓国を理解し、直接体験する機会を提供することを目的としている。
「教科書セミナー」では、イタリアの教科書における韓国の技術について発表を行い、今後より充実した内容とするための具体的な協力方策を議論した。院長との面談では、韓国とイタリア両国の共通点や持続可能な価値、協力についての意見交換を行った。また、研究院の国際教科書資料館を見学し、世界各国の教科書を閲覧したほか、蔵書閣を訪れて韓国の記録文化遺産の保存処理の様子も視察した。
「韓国学講演」では、国際社会から見た朝鮮半島の統一と南北関係、韓国の経済発展について学びを深めた。その後、参加者らは、UNESCO世界遺産に登録されている慶州の仏国寺、石窟庵などの歴史文化遺跡のほか、景福宮、北村韓屋村などソウルの主要スポット、そして清渓川博物館を視察し、韓国の歴史・文化・地理に触れ、理解を深めた。
イタリアの教科書専門家らは、今回の研修で韓国の文化を多角的に体験し、韓国への関心が一層高まったと述べ、今後も交流と協力を続けていくことを約束した。
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