韓国学中央研究院・国際交流処の海外韓国学支援室では、2024年の9月2日(月)から12月19日(木)までの16週間にわたって「第10回漢文研修フェローシップ」を開催した。「漢文研修フェローシップ」は、海外の大学で韓国学を専攻する学部生や修士・博士課程の学生を対象に、次世代の海外韓国学者の漢文能力の向上を図るために行われているもので、今学期で10回目となる。
今回の「漢文研修フェローシップ」で学生たちは、『論語』『孟子』『漢文選読』の3科目を学習した。また、安東と栄州を見学して韓国の儒教文化を体験し理解を深めたほか、近くの盆唐板橋青少年修練館で行われている文化交流プログラムに参加し、多様な国籍の若者と触れ合った。
フェローシップを修了した6カ国からの6人の学生は、フェローシッププログラムを通じて漢文の読解力を高めることができたと感想を述べ、今後の韓国学研究に積極的に活かしていきたいと語った。
2025年は、第11回と第12回の2回にわたって、漢文研修フェローシップが運営される予定だ。
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