韓国学中央研究院・国際交流処の海外韓国学支援室では、2024年11月8日(金)に文衡館・大会議室で「第189回海外韓国学コロキウム」を開催した。今回のコロキウムは、2024年度の本院フェローシップ受益者であるJonathan Glade教授(University of Melbourne)が訪韓研究の結果を発表する場となった。
Jonathan Glade教授は、「Korean Food: Delineating the Contours of a National Cuisine」をテーマに発表を行った。韓国料理の世界的な広がりに関する研究で、“K-フード”の人気と影響力について考察し、特に、韓国料理への理解と国家的な料理としての象徴的な重要性が時間の経過とともにどのように変化してきたのかを探求している。さらに教授は、韓国の内外において生じている、韓国料理に対する認識と葛藤についても発表した。
今回のコロキウムには、多くの研究者や大学院生が参加し、さまざまな意見交換を行った。海外韓国学支援室は、これからも国内外の研究者同士が触れ合う場を設けていく考えだ。
|