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韓国学中央研究院・国際交流処の韓国理解プロジェクト事業室では、2022年7月12日(火)から7月17日(日)まで「ギリシャ教科書専門家招待韓国文化研修」を開催した。今回の研修では、韓国の教育、歴史、文化など、韓国に直接触れることに焦点が当てられた。
1日目は、韓国教育開発院と韓国教育課程評価院を訪問し、韓国の教育政策や教育評価に関する資料を収集し、専門家らと話し合う時間を持った。また、韓国の実際の教育現場でSWとAI教育がどのように実践、活用されているのか、学校を訪問して授業を参観した。
2日目は、韓国理解プロジェクト事業室が主管する懇談会で、ギリシャの教科書に収録できる韓国に関する内容を提案し、それについて議論したほか、今後ギリシャの教科書で韓国に関する内容を豊富に紹介するために、具体的な協力を模索した。本院院長との接見では、韓国とギリシャは地理的に遠く離れているが、歴史文化遺産や芸術などさまざまな分野で似ているところがあることを確かめ合い、共感し合った。
3日目は、ユネスコに登録されている韓国の遺産のうち、仏国寺、石窟庵、大陵苑、文武大王陵など慶州歴史遺跡地区を訪問し、韓国の歴史文化に触れた後、慶州柱状節理地域に出向いて韓国の地質環境に関する理解を深めた。
4日目は、リウム美術館で過去から現在に至るまでの韓国芸術の変化と多様性を鑑賞した。また、戦争記念館を訪問して韓国戦争の教訓を理解し、戦争に参加したギリシャ軍の活躍を観た後、戦争の犠牲者を追悼した。
最終日は、景福宮と古宮博物館、そして仁寺洞や明洞を訪れ、韓国の過去と現在が共存するソウルを経験し、サムルノリのリズムをベースにした「NANTA(ナンタ)」公演を観覧した。
ギリシャの教科書専門家らは、研修期間の間、韓国の自然なものと人工的なものについて多くのことを「見て」「学び」、ギリシャと韓国はとても近い国だということを感じたと述べ、これからも交流と協力を続けていくことを約束した。
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