Title 2020年韓国学中央研究院-ロシア教育アカデミーオンライン教科書セミナー
Date 2020-12-14 Views 2089
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韓国学中央研究院・国際交流処パロアルリギ(韓国を正しく紹介する)事業室では、2020年11月26日(木)から11月27日(金)までの2日間にわたって<韓国学中央研究院-ロシア教育アカデミーオンライン教科書セミナー>を開催した。ロシア側からは、ロシア教育省傘下のロシア教育アカデミー・教育開発戦略研究所でユネスコグローバル教育委員長を務めるスヴェトラーナ・イワノワ(IVANOVA, V. Svetlana)をはじめ、イリーナ・エルキン(ELKINA, M. Irina)国際担当副所長、イレーネ・ローベルト(ROBERT, V. Irena)首席研究員、オルガ・フランツゾバ(FRANCUZOVA, A. Olga)人文社会研究室副室長など計4名が発表者として参加したほか、教育開発戦略研究所の関係者らが30名以上オンラインで参加した。

 

今回のセミナーは、新型コロナウイルスの世界的な拡大を受け、オンラインで開催となった。ロシア側の参加者たちは、当院パロアルリギ事業室の研究員を含む韓国側の発表者たちとともに、1日目は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)下における両国のオンラインおよびオフライン教育の現状や展望について話し合い、2日目はポストコロナ時代の両国における教育の展望について話し合った。

 

また、ロシア側は、当院との教育・学術的交流の活性化を図るべく、相互協力に基づいて積極的な教育・学術的交流の拡大に向けた方策を探ることに合意した。更に、新型コロナウイルス感染症下において子供たちの未来のために教育専門家が果たすべき役割の重要性に共感し、両国の教育専門家たちの努力が何よりも重要であることに同意した。

 

特に、ロシア側の参加者たちは、韓国のオンライン教育、デジタル教科書、非対面教育などに強い興味を示し、両国における未来教育に向けたオンラインプラットフォームの開発戦略やそれに伴う改善点などについて深く話し合い、未来教育に関わる問題は一国に限った問題ではなく世界的に共感、改善すべき問題であることを改めて強調した。

 

両機関のオンライン教科書セミナーに参加したロシア教育アカデミー・教育開発戦略研究所の教育専門家たちや韓国側の参加者たちは、新型コロナウイルス感染症の状況を注視しており、韓国の防疫体制やオンライン教育の先進性を絶賛し、新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的大流行)が収束した後に両国を訪問し、これまでのさまざまな経験や両国の未来教育に対する協力方策について話し合いたいと期待を示した。また、両国の具体的な教育協力を議論するため、テーマの選定についてオンラインで話し合うことにした。

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