Title 第85回ソキエタス・コリアナ講演会
Date 2020-11-30 Views 221
Attachment

第85回ソキエタス・コリアナ講演会が、2020年10月7日(水)韓国学中央研究院文衡館の大会議室で開催された。今回の講演は、Albrecht Huwe(ライン・フリードリヒ・ヴィルヘルム大学ボン)名誉教授が、「Hunmin Chŏngŭm / Han‘gŭl & IT – About the Particular Importance of Korean Script for Korean People and Culture-」をテーマに行い、今回のイベントは新型コロナウイルス感染症の拡散により無観衆講演となり、映像を別途製作した。

 

lbrecht Huwe教授は、ドイツBochum Universityで韓国学、中国学研究で博士号を取得し、現在ドイツのライン・フリードリヒ・ヴィルヘルム大学ボンの名誉教授として47年間ハングルを研究したハングルの専門家である。2010年にドイツ語版で研究書『ハングルとコンピュータ:韓国文字の秘密を探して』を、9年ぶりに韓国語版『翼を広げたハングル』を出版した。

 

教授は、講演で韓国人と韓国文化におけるハングルの重要性について、まず過去の訓民正音創製の目的と歴史的背景について説明し、ハングルの発展過程を提示した後、訓民正音が陰陽五行説に基づいて創製された科学的な文字であることを強調した。『訓民正音』頒布574周年ハングルの日を記念し、今回の講演は世宗大王の愛民精神を称え、韓民族の歴史を記憶する趣旨で行われた。また、世界的に科学的であることとその素晴らしさが認められた「ハングル」への関心とITの組み合わせで、今後様々な学術分野における発展の可能性を期待する。

TOP