韓国学中央研究院国際交流センターでは、2020年10月5日(月)から10月6日(火)までの2日間、オンライン「フィリピン教科書専門家オンライン韓国文化研修」を開催した。今回のオンライン研修は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の長期化により「ZOOM」方式で行われた。

教科書セミナーと韓国文化講座で構成された今回の研修では、フィリピン教育部Chief Education Program SpecialistのBesy C. Agamata博士とSenior Education Program SpecialistのJejomar C. Alda研究員、フィリピン高等教育委員会Education SupervisorのDr. Jimmy G. CatanesとDr. Leo D. Camposanoのフィリピン教育専門家4人が参加した。

今回のオンライン研修は、教科書セミナーと韓国文化講座の2部で構成された。研修の一環として行われたオンライン教科書セミナーでは、韓国とフィリピンの教育制度と教科書出版制度、オンライン授業、フィリピン教科書内の韓国関連内容の増新設案と韓国関連の理解資料の開発などについての発表と討論を通じて、フィリピンの教育課程の中でどのように韓国をよりよく知らせることができるかについて相互議論した。また、参加者は「韓国の経済発展と文化」、「韓国の大衆文化と文化」というテーマの講演を通じて韓国文化についてより深く学び、一緒に議論する時間を持った。

今後新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が収まったら、両機関はオンラインでの議論をオフラインに拡張させ、フィリピン教科書内の韓国関連内容の増新設のための努力を続ける予定である。